新渡戸君が非破壊検査資格に挑戦してみた

のんびりいきましょう(新渡戸シリーズ17)

UT1技術講習会 3日目

新しい講師1名増員

・試験機に対して斜めに座ったら減点になる

・0.5スキップ(直射)、1スキップ(ワンスキップ)

・M検出レベル ブローホール、スラグは検出しにくい

・L検出レベル ブローホール、スラグ検出しやすい

・必ずL線カット法 M線カットはない、ただし2Mの場合は6dB低価法でやる

・余盛には妨害エコーがある

・実技試験の説明

 垂直探傷 角材 15分 d、X,Y F/Bf きずは3つ

 垂直探傷 板材 15分 〇△×に分類 d、XY きず2個

 斜角探傷 平板 30h準 STB-A2,高さ区分線作成、Xhmax、Yb WF Y d 領域 dBF差 XsXe 長さ

 回答、マークシート作成 5Z20N 5Z10*10A70

 STBA1,A2、N1

・実技試験 角材→板 感度、測定範囲そのままやる

・厚さ説明 P229 注意事項

 2つのキーを同時に押さない

 1つのキーを長押ししない 

 電源OFFは自動カットオフを使う

 

UT1技術講習会 2日目

講師1名増員 北九州新日本非破壊検査のIさん

・円柱面エコー 1.3と1.67あるが1次試験によく出るのは1.3

・積算効果 累積するので1個目で評価する

・減衰 素材の結晶粒などが原因 5Mと2Mでは2Mのほうが減衰少ない

・斜角 スリット幅の変化 狭いときはゲイン比例する、大きくなると飽和する

UT1技術講習会 1日目

ポイントのみ記載

 

・腕を上げるのは会社に戻ってから、講習は時間がないのでやり方のみ教える

・P2 超音波とは

・P5 波のモード 縦波、横波(固体のみ)

三角関数と対数計算は必須、電卓の使い方を伝授する

・波長はすべてmm単位で計算する

・P6 λ=c/f

・P8 Tトランスミッター? Fきず Bボトム BG BF

・探触子は木に置いて記録する 減点対象

・初期化 ゲイン+電源ボタン   黒緑画面 右から2+電源

・0点調整 25mm厚→測定範囲125mm 100mm厚→測定範囲250mm

2023秋試験 合格発表

MT2、PT2ともに合格でした。

実際の試験と採点から気になった点を記載しておきます。

【MT2】円筒機械加工部品のTPが変わり難易度が上がった疑惑あり

TP変わっていなくてもTPごとの格差が大きく当たりはずれがある

【PT2】後乳化でTPに水分がついてしまい途中から観察に支障をきたした(ミス)

染色性はどこが減点になったのか不明のまま

MT2実技講習会 昼休み

12:30から13:30まで休憩

通りがかりにセンバ鶏家のランチに入りました!

お時間少々かかると言われましたが今日は大丈夫です。

メニューは1つのみ。焼き鳥丼。大盛りなので650円です。


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うまし!

活気のある店です!

PT2 7章 評価と報告

 <講習会のポイント>

観察→解釈→評価

・色覚 赤と緑についての色覚が要求される

・紫外線強度計、照度計 1年に1回校正しなければならない

・照度 人によって適切値が違う

・蛍光 目と試験面の距離25cmが理想

・現像処理 塗膜が出来ているか 厚さ均一、むらなし、損傷なし

・染色は表面で反射、蛍光現像は紫外線透過する(P103)

・現像塗膜(図7.10,7.11 P108)

・失敗例タワリング(P109)

7.2指示模様の解釈

・疑似模様→処理操作のミスにより発生する

 原因1 洗浄不足・・幅広く薄い

 原因2 圧入部、はめあい部

 疑似模様の下に真のきずが隠されていることあり注意

・P112 ①製造時のきず

・i)鋳造品 ブローホール、引け巣(英語シュリンケージ)、コールドシャット、砂かみ

・ii)圧延品 シーム、ラップ

・iii)鍛造品 バースト、白点

iv)溶接 融合不良、溶け込み不良、オーバーラップ

②使用後

a)疲労割れ 直角方向に応力がかかっている ストライエーション

b)応力腐食割れ

(P116)表面加工法による影響 P117同じ欠陥 仕上げが違う

 指示模様の形状から線状、円形の判断さける

7.3指示模様の評価・・(合否)

・寸法測定 サイジング

・指示模様拡大するので実寸は現像落としてルーペで確認

 →実際には指示模様寸法で可(実技試験でも可)

・レベル2の判定は受け入れ基準 外なら不合格としてよい

・きずの処置を指示は不可

・5つの一般原則

 応力が加わる場所の表面割れ

 応力方向に直角

 高い応力部

 割れ、するどい切欠き

 環状に取り巻く帯状の部分

7.4報告 写真、図面 探傷条件

<問題集ポイント>

・目と試験面の距離 遠くても60cm以内

・染色浸透探傷の赤白は色相コントラスト(明度コントラストではない)判読性の順位は3番目、黒/黄、緑/白、赤/白