新渡戸君が非破壊検査資格に挑戦してみた

のんびりいきましょう(新渡戸シリーズ17)

PT2 7章 評価と報告

 <講習会のポイント>

観察→解釈→評価

・色覚 赤と緑についての色覚が要求される

・紫外線強度計、照度計 1年に1回校正しなければならない

・照度 人によって適切値が違う

・蛍光 目と試験面の距離25cmが理想

・現像処理 塗膜が出来ているか 厚さ均一、むらなし、損傷なし

・染色は表面で反射、蛍光現像は紫外線透過する(P103)

・現像塗膜(図7.10,7.11 P108)

・失敗例タワリング(P109)

7.2指示模様の解釈

・疑似模様→処理操作のミスにより発生する

 原因1 洗浄不足・・幅広く薄い

 原因2 圧入部、はめあい部

 疑似模様の下に真のきずが隠されていることあり注意

・P112 ①製造時のきず

・i)鋳造品 ブローホール、引け巣(英語シュリンケージ)、コールドシャット、砂かみ

・ii)圧延品 シーム、ラップ

・iii)鍛造品 バースト、白点

iv)溶接 融合不良、溶け込み不良、オーバーラップ

②使用後

a)疲労割れ 直角方向に応力がかかっている ストライエーション

b)応力腐食割れ

(P116)表面加工法による影響 P117同じ欠陥 仕上げが違う

 指示模様の形状から線状、円形の判断さける

7.3指示模様の評価・・(合否)

・寸法測定 サイジング

・指示模様拡大するので実寸は現像落としてルーペで確認

 →実際には指示模様寸法で可(実技試験でも可)

・レベル2の判定は受け入れ基準 外なら不合格としてよい

・きずの処置を指示は不可

・5つの一般原則

 応力が加わる場所の表面割れ

 応力方向に直角

 高い応力部

 割れ、するどい切欠き

 環状に取り巻く帯状の部分

7.4報告 写真、図面 探傷条件

<問題集ポイント>

・目と試験面の距離 遠くても60cm以内

・染色浸透探傷の赤白は色相コントラスト(明度コントラストではない)判読性の順位は3番目、黒/黄、緑/白、赤/白