PT2 7章 評価と報告
<講習会のポイント>
観察→解釈→評価
・色覚 赤と緑についての色覚が要求される
・紫外線強度計、照度計 1年に1回校正しなければならない
・照度 人によって適切値が違う
・蛍光 目と試験面の距離25cmが理想
・現像処理 塗膜が出来ているか 厚さ均一、むらなし、損傷なし
・染色は表面で反射、蛍光現像は紫外線透過する(P103)
・現像塗膜(図7.10,7.11 P108)
・失敗例タワリング(P109)
7.2指示模様の解釈
・疑似模様→処理操作のミスにより発生する
原因1 洗浄不足・・幅広く薄い
原因2 圧入部、はめあい部
疑似模様の下に真のきずが隠されていることあり注意
・P112 ①製造時のきず
・i)鋳造品 ブローホール、引け巣(英語シュリンケージ)、コールドシャット、砂かみ
・ii)圧延品 シーム、ラップ
・iii)鍛造品 バースト、白点
iv)溶接 融合不良、溶け込み不良、オーバーラップ
②使用後
a)疲労割れ 直角方向に応力がかかっている ストライエーション
b)応力腐食割れ
(P116)表面加工法による影響 P117同じ欠陥 仕上げが違う
指示模様の形状から線状、円形の判断さける
7.3指示模様の評価・・(合否)
・寸法測定 サイジング
・指示模様拡大するので実寸は現像落としてルーペで確認
→実際には指示模様寸法で可(実技試験でも可)
・レベル2の判定は受け入れ基準 外なら不合格としてよい
・きずの処置を指示は不可
・5つの一般原則
応力が加わる場所の表面割れ
応力方向に直角
高い応力部
割れ、するどい切欠き
環状に取り巻く帯状の部分
7.4報告 写真、図面 探傷条件
<問題集ポイント>
・目と試験面の距離 遠くても60cm以内