新渡戸君が非破壊検査資格に挑戦してみた

のんびりいきましょう(新渡戸シリーズ17)

PT2 3章 製品知識と製造及びきずの特徴

<講習会ポイント>

・主な金属<金材1>
・結晶構造<P18><金材2,3>
 面心(FCC)アルミ、銅
 体心(BCC)脆性破壊、鋼、 純鉄常温→A3変態店910℃でγ鉄(相変態)
 稠密六方格子
・鋼の5元素 C、Mn、Si、P、S<P18>
・固溶しない<金材3> 例鉄と鉛
・固溶する<金材4>
・化合する セメンタイトFeO ジェラルミンCuAl2
・すべり、転位すべり<金材7>
・熱処理<金材9>平衡状態図
 フェライトパーライト(セメンタイトと混)、マルテンサイト 覚える
 オーステナイト(面心立方格子)
 焼ならし A3以上 元の状態に戻す 空冷
 焼なまし 残留応力除去 調整 徐冷
・転炉法 普通鋼、軟鋼 
・電気炉 合金鋼
・厚板 通常6mm以上 1000℃以上から熱間圧延 TMCP鋼 温度制御
 tmcp鋼とは、圧延工程に水冷(水で冷やすこと)を取り入れることで、化学成分の添加を減らして強度を高めた鋼材です。
・鋼管 大口径 溶接鋼管
    小口径 継目なし鋼管
・鋳造品 鋳鋼品(C 2.0%未満) 鋳鉄品(2%以上)
 <金材41><P19> メタルフロー<金材42>
・銅と銅合金<金材66~>
 純銅 電気伝導率、溶接性に優れている
 青銅(ブロンズ)錫の合金、耐食性、電気伝導度低下する
 黄銅 亜鉛増やすと硬度が増すが、伸び低下、展伸材
・アルミニウム、合金<金材52>
 熱処理合金 非熱処理合金
 強さ 合金化 冷間加工 熱処理
・板材のきず ラミネーション へげ ロールきず
・電縫管STPGなど 未溶着 フッククラック
・UOE鋼管 溶接のきず
厚板を特殊なプレス機で「U」次いで「O」字状に整形して、接合部をアーク溶接した後、内側からエキスパンダーで拡張(E)して所定の寸法に仕上げた鋼管。
・継目なし鋼管 線へげ シューマーク(らせん状)
・鋳物 引け巣 砂かみ
・鍛造 ざくきず 白点(水素割れ P23)
・溶接欠陥
 突合せ接手<金材87> エンドタグ(始端終端)
 すみ肉<金材88>
 <金材102>ピット、ブローホール、スラグ巻込み
 アンダーカット、オーバーラップ、ビード縦割れ(溶接線方向)、横割れ

<問題集ポイント>

・転炉法:高炉→転炉 時短 普通鋼

・電気炉法:熱効率良、合金鋼

・鉄鋼は面心→体心に相変態で熱処理している

・面心:アルミ、銅など延性あり

・体心:ぜい性破壊を起こす

・稠密:硬い

・厚板は1000℃以上から熱間圧延

・TMCP鋼は温度制御により溶接性向上

・アルミは低温ぜい性がない、加工熱処理で強度向上

・被覆アーク溶接 交流、アーク放電、被覆材は分解してガス発生、溶融したスラグで金属を覆う

・マグ溶接 コイル状に巻いたワイヤー、炭酸ガスなと

・ティグ溶接 不活性ガス、タングステン電極

・サブマージアーク溶接 あらかじめフラックスを盛り上げ、高効率で良質な継手